ストレスと友達になる


スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガルは、このプレゼンの中でストレスに関連する死因は多いが、実は「ストレスは悪いものである。」というマインドセット(意識)を持ち続けた場合のみが対象であり、そのようなマインドセットを持たなかった場合には「ストレスは死因にはならない。」との衝撃の事実を説明している。これは今までの常識を覆す内容であり、現在も行われ、彼女も行ってきた一般的なストレスマネジメントの手法の前提である「ストレスは悪いものなので解消する必要がある」ことを否定するものである。

ストレステスト実験の際、ストレスを受けた際の一般的な反応である動悸、血圧の上昇などは直面するチャレンジに対する準備をしていると予め意識づけされたグループは、テストに対して自信を持ち、冷静になり、生理的にもリラックスした健康な状態にであったという。

また、「ストレスは死因にならないのみならず、ストレス反応として放出されるホルモン(オキシトシン)は心臓を強くしたり、相手への思いやりも生む。」という。これに関連してストレスを感じていても他人を助けたり、助け合うことで、ストレスは死因にならず、ストレス耐性ができるという。この事実は以前ブログに書いた「人生を幸せにするものとは」でハーバード大学の研究で証明された、周りの人との「良好な人間関係を築くこと」で精神的にも肉体的にも健康で長生きし「幸せと感じること」に繋がる別の角度からの科学的な証明である。

これは以前から経験として感じていた、ストレスと成長の関係をマインドセットというアプローチで説明できる。マインドセットを変えることで、ストレスによる複数の利点が見出されている。ストレスを解消するのではなく、ストレスを活かすことで「幸せになる。」ことを意識すべきなのかもしれない。

この考えを活用した「ストレス活用トレーニング」を開始しました。

Photo: Smile by YellowBecky

 

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