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道徳経済合一説

渋澤栄一の活動の根本にあるのが「道徳経済合一説」です。

論語というものと、算盤(そろばん)というものがある。 これは甚だ不釣り合いで、大変に懸隔したものであるけれども、私は不断にこの算盤は論語によってできている。論語もまた算盤によって本当の富が活動されるものである。(「論語と算盤」渋沢栄一)

渋澤栄一は「論語」で道徳を「算盤」経済活動を例えています。また「本当の富」で継続的な活動、利益を意味しています。

昨今、この企業活動を含む、様々な活動において「道徳心」の必要性、重要性を考えさせられることが多いですね。目先の損得、利益を考えると「道徳」を忘れがちになるのかもしれません。渋澤は活動の継続性、長期的な利益を考えるのであれば、自己の利益だけでなく、社会の利益になるかをまず考え、判断、行動することの重要性を生涯に渡り説いて、実践してきた人です。特に日本においては、他国のように宗教に基づく、道徳観の教育の機会が少ないので、より意識的に道徳観を持つことが必要であると思います。