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フォレストガーデン・プロジェクト (その1)

私たちの持続性学(Sustainability study)実証サイトでは2つのプロジェクトを10年計画で実施しています。1つは「フォレストガーデン(森の庭)・プロジェクト」ともう1つは「荒れ地再生プロジェクト」です。

今日は「フォレストガーデン・プロジェクト」紹介の1回目です。

フォレストガーデンは森の保全しながら様々な食べ物を自然の恵みとしていただく、持続可能な土地利用の1つの手法です。こちらの記事で解説しています。

私たちのフードフォレストプロジェクトはかつては天然林であったと思われる土地が開拓により農地になり、その後耕作放棄され雑木林となった二次林です。そのため、細い木が密集して生育し、地面に陽が入りにくい、暗い森になっています。福岡正信さんの自然農法に従い、作業を少しずつしています。まず 第一段階(3年間) は倒れてかかっている木、他の木の生育を妨げている木を切る「除伐」を中心に実施し、木が生育しやすい明るい森にすることを主な目的としています。

その中で、実験的に比較的木々の間隔が広い場所で、小規模にフォレストガーデニングを開始しました。表題の写真が実験サイトです。

今年初めて、種をまき、作物を植えてみました。自然農法の手法に従い、ある程度草を刈ったのみで、ほかには何もず種のみ植えました。こちらが初めての収穫です。

「作物は人が作っているのではく、自然が創っている。」ことを実感することができました。この感覚をずっと忘れずに進んで行きます。