物価高が続いていますね。今後も続く可能性が高いことを以前の記事で分析しました。(記事:物価高はいつまで続くのか)
節約も大切ですが、そればかりだとちょっとつらいですね。
そこで、みなさんと頭の体操をしてみたいと思います。
モノの値段が高い ー> 買い物を控える
普通はこのような発想になると思います。
そこで、システム思考を活用して以下のような流れが可能なのか考えてみます。
物価高 ー> 豊かになる(?)
今回は食を中心に考えてみたいと思います。

1.豊かさとは何かを考える
上の図を見てください。まず図の一番下にある「豊かさとは何か」を考えます。豊かさには「物質的な豊かさ」と「精神的な豊かさ」があることを前提にして「精神的な豊かさ」を優先して考えます。余暇の過ごし方を考えて、図書館に行ったりしながら読書して考えるのもいいですね。
2.健康とは何かを考える
そして豊かさの1つとして「健康」について考えてみましょう。スーパーに行くとたくさんの食品が売っていますね。しかし、物価高なので「節約しなくちゃ」と単純に買う量を減らして、体調を崩して病院に行くことになると大変ですし、結果として出費がかさむことにもなります。そこでまず、気が付くべきことは健康になるために「何を食べるべきか」を私たちはほとんど知らないという事実です。図書館で調べるのもよいでしょう。そうすると偏った食事、食べすぎであることも多いと思います。
3.健康を意識して買い物をする
健康を意識することで、自分で料理したり、スーパーだけでなく地元の直売所などで買ってみるのもよいかもしれません。
4.自分で作ってみる(消費者から生産者への転換)
スーパーで手に入らない野菜や高騰している野菜などを小さく自分で作ってみましょう。プランター栽培から始めるとよいと思います。もちろん庭のある方は家庭菜園をするのもよいですし、自治体で運営している市民農園などを借りるのもよいと思います。
これは小さなことのように思えますが、大きな視点からみると「消費者から生産者への転換」でもあります。消費者として節約ばかりを考えるのではなく、ちょっとでも自分で作ってみると見える世界が変わります。
土に触れることにより癒しの効果もありますし、家庭菜園を始めてみると少し多めに採れた野菜を友達や近所の方に差し上げることもできます。はじめてみると同じように家庭菜園をしている方との物々交換で、あまり野菜を買う必要がない時期もできます。また、市民農園を借りると他の利用者とも交流でき、野菜の作り方も教えてもらえたり新たな交流も始まります。
5.豊かな生活の循環が始まる
このようにして暮らし始めると上の図にあるようにそれぞれの活動が相互に関連しあって、より豊かな生活が送れるようにかもしれません。
6.パーマカルチャーを学んでみる
今回の頭の体操で考えたように、今後のエネルギー、鉱物資源が少なくなってゆく中でも物価高でも、豊かに暮らす「仕組み」をつくる手法として「パーマカルチャー」という考え方があります。これはオーストラリア発祥の持続可能なライフスタイル、地域づくりをするための仕組みです。日本ではあまり知られていませんが、先進国でも途上国でも草の根の市民の活動として少しづつ広がっています。
興味のある方は以下のページからパーマカルチャー基本的な考え方をまとめた小冊子(PDF)が無料でダウンロードできますので読んでみるものよいと思います。見開きの左ページに生活における様々な面でのパーマカルチャーの原則に沿った活動例が示されています。

簡単ではありませんが物価高をうまく付き合うこと、創造力を働かせることでより豊かにになりましょう。