ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」

多くの人が幸せになるために、経済的な成功が必要であると考え一生懸命働いているのではないでしょうか。 また子供に対してそのように教育し、勉強をするよう日々言い続けていませんか。

私もそのように考えていました。しかし、ショーン・エイカーはこのプレゼンテーションで「成功→幸福」の因果関係・法則が逆であり「幸福→成功」であることが最近の研究で証明されていると示します。「天動説」が主流の時代に「地動説」を唱えるているようなインパクトがあります。

しかし冷静に考えてみると思い当たる節があります。20年以上前に当時中米の最貧国と言われる国のしかも地方の貧困地域にボランティアとして赴任した時のことです。「それは哀れな状況だろう。」と思いながら現地に向かいました。しかしそこで暮らしている人は確かに経済的には決して豊かではありませんでしたが、笑顔で暮らしていました。この瞬間「自分はいったい何をしにここに来たのだろう。」と思いました。後で他の途上国に派遣されたボランティアの仲間の話を聞いても同様な国が多いようでした。ショーンは「人が幸せかどうか外から見てわかるのは10%程度で残りはその人がどう意識するかマインドセット次第だ。」と言います。もしそうであるならば、国際協力・途上国支援の在り方を根本的に揺るがす重大な発見です。

ショーンの言う「ポジティブ心理学」について調べ、学ぶことにしました。確かに科学的な研究成果が徐々に表れています。またこれは途上国支援に留まらず、今日本で問題となっている職場環境の課題解決に繋がる発見です。

まず個人がこのマインドセット(意識)を変え、「幸福」な意識で生活し、仕事に取り組む、その上で組織としてこの考え方を推進する意識改革ができれば、組織のあり方も大きく変えることができます。

Photo: Emptiness & Happines by Manjunatha Narasimhaiah

このショーン・エイカーが制作した「生産性向上」プログラム“Rethink Stressプログラムの日本語版をを公開しています。

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