福島沖地震による火力発電所停止

3月16日に起きた福島沖の震度6強の地震により、福島にある2か所の火力発電所が被災したことにより、東北、首都圏の電力の供給がひっ迫しています。(NHK記事

このタイミングで経団連会長は、原発の早期再稼働を求めています。(朝日新聞記事

持続可能な社会の実現に向けて再生エネルギーへの移行が世界的に進んでいる中、またウクライナでの紛争で原発が占拠されたり、攻撃の対象となり、紛争時のリスクも明らかになっています。原発は長期的な視点で持続可能なエネルギー源となりうるのでしょうか。

今回の地震による被災で契機に複数の再生可能エネルギーの普及を促進し、マイクログリッド化するころにより、1つの発電所が被災した際に影響する地域の最小化を進めるべきだと思います。

持続可能な開発目標の描く未来は、人を含む地球上の動植物が持続的に幸せに暮らすことです。 

17の目標のうち1つを切り出して「ゼロカーボン」と謳うことで原子力は炭素を出さないのでクリーンだといる論法は、私たちがSDGsに取り組む際に陥りやすい課題事例です。

SDGsに取り組む際には17の目標が達成された際にどのような世界になるかを常にイメージすること。そして、17の目標を包括的に捉え、全体像を意識して行動をすることが前提となります。

以前の記事(原発事故から10年)でも政府の資料を使い説明したように、原子力発電は上記の災害、紛争リスク以外に、放射能廃棄物を数万年間安全に保管しなければならないという私たち世代では責任が持てないことをする必要があるエネルギーです。

将来世代のことも考え、知恵を絞り、既存のビジネス・技術にとらわれずに変革を起こす勇気を持ち責任ある決断と行動をしたいと思います。

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